終点、池袋

フィクション交じりのノンフィクション

EPISODE-37 新章「外側上顆炎」

手術から9ヶ月弱の月日が流れた。

 

ライミング能力は完全に復活。

身体の違和感も皆無となっていた。

 

ちょっと前に手術をした事やこのブログの事などすっかり忘れ 快適な日々を送っていた。

 

そんなある日の事。

いつも通りクライミングをしていると前腕から肘にかけて少し痛みを感じた。

 

何をしたわけでもなく

それほど強い痛みではなかったので

深くは考えずその後も数時間クライミングを続けた。

 

翌日。

前腕が凝っているような感じと

それほど強くはないが肘(外側)付近に痛みがあった。

 

ただ日が経つと

その症状は緩やかに改善されていったので

あまり気にせずまたジムに行った。

 

とりあえず登ってみると

親指を立てるようにピンチする時と

アンダー方向に手首を反らす時に前腕及び肘付近に痛みを感じた。

 

ただ力が入らない感じではなく痛いだけなので

気にせずクライミングを続けた。

 

翌日。

前腕の凝りと痛みはさらに強くなっていた。

 

そんなこんなで

ライミング→痛い→少しマシになる→クライミング→さらに痛い→少しマシになる→クライミング

 

そんな日々を2ヶ月ほど続けていた。

 

するとどうでしょう!

もはや日常生活にも影響があるレベルの残念な感じになってしまった。

 

取り急ぎ近所の接骨院で診てもらった所

症状は「外側上顆炎」

通称テニス肘と呼ばれているやつみたいである。

 


f:id:inuinc:20220723093336j:image

 

指や手首を動かす筋肉が酷使され傷んでおり

それらの筋肉をつなぐ肘辺りの腱部分に痛みが生じるとか何とか。

 

恐らくクライミングを休めば治ると思われるのだけど

厄介なのは痛いけど登れてしまう事である。

 

ただ 週3回→週2回→週1回と

ジムに行く頻度を減らして誤魔化してきたけど

いよいよ長期休暇に入る必要がありそう。

 

何か良い治療方法や裏技はないものか。

情報求む。