EPISODE-28 久しぶりの診察
術後6週が経過したと言う事で久しぶりの診察だった。
対面するや否や
両腕の力こぶを見せてくれ と言う先生。
久しぶりの再会に興奮しているようだ。
…いいだろう。
上着を脱ぎ深呼吸。
本意気のフロントダブルバイセップスの型を取るっ!
パワー!
…
はーい、大丈夫です。
薄いリアクションに恥ずかしくなる私。
本来長頭腱が繋がっている場所よりは
やや下部に腱を固定しているので
若干ポパイの名残があるものの問題はないとの事。
次の診察は1ヶ月後となった。
その後 久しぶりのリハビリを受ける。
一通り状態を確認した後
初めて500グラムの鉄アレイを渡され
腕の屈伸をするよう指示を受ける。
か…軽い。
ほぼ何も感じない。
焦る必要はないが
リハビリに関しては注意事項は守りながら
自分で考えて行う方が良さそうだ。
リハビリの先生を否定しているわけではない。
クライミング再開までの期間や
再開後のクライミング能力回復の期間を短くする事を
考えるのであればと言う意味である。
とりあえず近々
クライミングに近いと噂の懸垂をやってみて
どれくらい出来ないのか様子をみたいものである。